年代降順 |
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- 指揮:ハンス=マルティン・シュナイト
- ソプラノ:平松英子
- バリトン:河野克典
- 合唱:シュナイト・バッハ合唱団
- 管弦楽:シュナイト・バッハ管弦楽団
- 録音:1999年ステレオ
- 発売:ナミ・レコード
- 演奏時間:(1)10'10" (2)16'06" (3)9'36"
(4)5'01" (5)6'23" (6)10'50" (7)10'19"
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演奏:★★★★、オケ:★★★、ソロ:★★★、合唱:★★、録音:★★★、総合:★★★ |
教会合唱団(聖トーマス教会)出身でオルガニストでもある指揮者による落ち着いた自然な演奏。合唱が僅かに「走る」ところが惜しまれる。東京芸術劇場でのライブ録音。 |
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- 指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ
- ソプラノ:クリスティアーネ・エルツェ
- バリトン:ジェラルド・フィンリー
- 合唱:ラ・シャペル・ロワイヤル/コレギウム・ヴォカーレ
- 管弦楽:シャンゼリゼ管弦楽団
- 録音:1996年ステレオ
- 発売:harmonia mundi
- 演奏時間:(1)10'12" (2)13'53" (3)9'29"
(4)5'02" (5)6'51" (6)11'14" (7)9'28"
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演奏:★★★★★、オケ:★★★★、ソロ:★★★★、合唱:★★★★★、録音:★★★★、総合:★★★★ |
ソプラノ14名、アルト12名、テナー12名、バス11名の合計49名の合唱とオリジナル楽器による良質な演奏。伸び伸びとした演奏がソロと合唱に良く表れていて全体を優美なものに作り上げている。1996年6月8〜9日、モントルー、イーゴリ・ストラヴィンスキー・オーディトリウムでのライヴ録音。 |
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- 指揮:ロジャー・ノーリントン
- ソプラノ:リン・ドーソン
- バリトン:オラフ・ベール
- 合唱:ロンドン・シュッツ合唱団
- 管弦楽:ロンドン・クラシカル・プレーヤーズ
- 録音:1993年ステレオ
- 発売:ヴァージン
- 演奏時間:(1)8'48" (2)12'55" (3)8'35"
(4)5'39" (5)6'30" (6)10'18" (7)9'15"
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演奏:★★★★、オケ:★★★★、ソロ:★★★、合唱:★★★★、録音:★★★★★、総合:★★★★ |
オリジナル楽器で脚光を浴びたノーリントンの演奏。オケと合唱がバランスよく配されていて生き生きとしたテンポにより最後まで一気に聴き入ってしまう。同じく生き生きとしたバリトンのソロとよく整った合唱も好印象。録音は分解能、定位とも非常に良い。 |
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- 指揮:クラウス・テンシュテット
- ソプラノ:ジェシー・ノーマン
- バリトン:ヨルマ・ヒンニネン
- 合唱:ロンドン・フィルハーモニー合唱団
- 管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- 録音:1984年ステレオ
- 発売:EMI
- 演奏時間:(1)12'54" (2)15'19" (3)11'44"
(4)6'08" (5)8'18" (6)12'42"
(7)14'02"
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演奏:★★、オケ:★★★、ソロ:★★、合唱:★★、録音:★★★★、総合:★★★ |
全体に想像以上に遅いテンポでかなりの部分で聞き流してしまいそう。オケ・合唱ともに手馴れた演奏ではあるがいささか物足りなさを感じる。ソロは遅めのテンポがわざわいしてか鬱積したものが漂う。録音は問題なし。 |
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- 指揮:ジェームス・レヴァイン
- ソプラノ:キャスリーン・バトル
- バリトン:ホーカン・ハーゲコール
- 合唱:シカゴ交響楽団合唱団
- 管弦楽:シカゴ交響楽団
- 録音:1983年ステレオ
- 発売:RCA
- 演奏時間:(1)9'32" (2)16'27" (3)10'15"
(4)5'21" (5)6'51" (6)11'19"
(7)10'36"
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演奏:★★★★、オケ:★★★★、ソロ:★★★★、合唱:★★★、録音:★★★★★、総合:★★★★ |
しっとりとしたオケの弦が魅力的な演奏。キャスリーン・バトルのソロには感嘆。合唱は溌剌として好感が持てるが僅かに雑なところが気になる。録音は「オーケストラ・ホール」で2日間で行われ、よく調整され出来の良いものになっている。 |
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- 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
- ソプラノ:アンナ・トモワ=シントウ
- バリトン:ヨセ・ファン=ダム
- 合唱:ウィーン楽友協会合唱団
- 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 録音:1976年ステレオ
- 発売:EMI
- 演奏時間:(1)11'04" (2)14'44" (3)11'10"
(4)5'25" (5)7'47" (6)13'06"
(7)11'25"
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演奏:★★★★、オケ:★★★★★、ソロ:★★★★、合唱:★★★★、録音:★★★★、総合:★★★★ |
さすがカラヤンとベルリンフィルの組み合わせにふさわしい演奏。繊細かつ重厚なオケはまさにこの組み合わせでしか聴くことのできないもの。ソロも脂ののりきった歌いっぷりで聴かせてくれる。惜しむらくはウィーン楽友協会合唱団が意外と非力で音程が不安定なところ。録音は綺麗。 |
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- 指揮:ヘルムート・コッホ
- ソプラノ:アンナ・トモワ=シントウ
- バリトン:ギュンター・ライブ
- 合唱:ベルリン放送合唱団
- 管弦楽:ベルリン放送交響楽団
- 録音:1972年ステレオ
- 発売:独シャルプラッテン
- 演奏時間:(1)10'58" (2)14'07" (3)8'51"
(4)5'50" (5)6'41" (6)11'29"
(7)12'05"
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演奏:★★★★★、オケ:★★★、ソロ:★★★★、合唱:★★★★、録音:★★★、総合:★★★★ |
あくまでも合唱を主体とした精神的な広がりを感じさせる好演奏。ソロ・合唱ともに自然なドイツ語で発声にも無理が無くよくまとまっていて巧い。録音はどちらかというとオフ・マイクのようだがライブな雰囲気で聴きやすい。 |
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- 指揮:オットー・クレンペラー
- ソプラノ:エリザベート・シュワルツコップ
- バリトン:ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ
- 合唱:フィルハーモニア合唱団
- 管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
- 録音:1962年ステレオ
- 発売:EMI
- 演奏時間:(1)9'53" (2)14'28" (3)9'46" (4)5'42" (5)6'50" (6)11'44" (7)10'13"
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演奏:★★★★、オケ:★★★、ソロ:★★★★★、合唱:★★、録音:★★、総合:★★★ |
抑揚のあるメリハリの利いたクレンペラーならではの名演。さすがにソロはこの2人の名手にかなうものはない。比べて合唱団のドイツ語はいただけない。ステレオではあるが音割れに近いところもあり録音はいまいち。 |
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- 指揮:フリッツ・レーマン
- ソプラノ:マリア・シュターダー
- バリトン:オットー・ヴィーナー
- 合唱:聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊/ベルリン・モテット合唱団
- 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 録音:1955年モノラル
- 発売:独グラムフォン
- 演奏時間:(1)13'33" (2)15'33" (3)10'58"
(4)5'41" (5)8'09" (6)11'34"
(7)14'09"
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演奏:★★★★、オケ:★★★★、ソロ:★★★、合唱:★★★★★、録音:★★★、総合:★★★★ |
かなりゆっくりとしたテンポのいかにもドイツ教会音楽らしい名演。オケもしっかりしている。ソロも清涼感があって良い。なんと言ってもドイツ語がはっきりと聞き取れる合唱は圧巻。モノラルだが録音は良質。 |
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- 指揮:ブルーノ・ワルター
- ソプラノ:イルムガルト・ぜーフリート
- バリトン:ジョージ・ロンドン
- 合唱:ウェストミンスター合唱団
- 管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団
- 録音:1954年モノラル
- 発売:ソニー
- 演奏時間:(1)8'54" (2)13'07" (3)9'45"
(4)4'50" (5)6'38" (6)10'45"
(7)9'33"
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演奏:★★★★、オケ:★★★、ソロ:★★★、合唱:★★★、録音:★★、総合:★★★ |
淡々とした巨匠ワルターの演奏である。ワルター(1878年〜1962年)75歳のときの録音で、LPはワルターの死後9年目の1971年に出された。オケ・ソロ・合唱ともに流麗な動きのある演奏。録音は年代を考慮すれば良いほう。 |
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